福井県立敦賀工業高等学校(敦工)
福井県敦賀市に位置する公立の工業高校。通称「敦工(つるこう)」。機械科・電気科・情報技術科・建設工学科の4学科を設置し、ものづくりを通じた技術者育成を行っている。1963年(昭和38年)創立。嶺南地区(敦賀市・小浜市・若狭エリア)の産業を支える技術人材を輩出し続けており、地域の製造業・建設業・IT業界への就職実績が豊富。工業系の資格取得にも力を入れており、現場で即戦力となる人材育成を目指している。
この記事でわかること
- 敦賀工業高校の4学科の概要と偏差値
- 就職・進学実績と主な進路先
- 各種工業資格の取得状況と学校の特色
1. 基本データ一覧
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 正式名称 | 福井県立敦賀工業高等学校 |
| 略称 | 敦工(つるこう) |
| 所在地 | 福井県敦賀市三島町1丁目1番地 |
| 最寄り駅 | JR北陸本線・湖西線 敦賀駅 バスまたは自転車 |
| 設置者 | 福井県 |
| 学校種別 | 公立 |
| 共学・別学 | 共学 |
| 課程 | 全日制 |
| 学科 | 機械科・電気科・情報技術科・建設工学科 |
| 偏差値 | 38〜48(学科別) |
| 創立年 | 1963年(昭和38年) |
| 公式サイト | https://www.tsuruga-kogyo-h.ed.jp/ |
2. 偏差値・難易度
偏差値は目安です。 正確な最新値はみんなの高校情報等の専門サイトでご確認ください。
学科別偏差値比較
| 学科 | 偏差値(目安) | 特色 |
|---|---|---|
| 情報技術科 | 公式サイト参照 | IT・プログラミング系で最も人気 |
| 機械科 | 公式サイト参照 | ものづくり・製造業の基盤学科 |
| 電気科 | 公式サイト参照 | 電気工事士・電験の資格取得 |
| 建設工学科 | 公式サイト参照 | 土木・建築系の技術者養成 |
工業高校は普通科と異なり、偏差値よりも「やりたい仕事・取りたい資格」で学科を選ぶ傾向がある。敦賀工業高校では情報技術科の人気が高まっており、IT系企業や情報処理系の進路を希望する生徒に選ばれている。機械科・電気科は地域の製造業や電力関連企業(嶺南地区は原子力発電所関連産業が集積)への就職実績が豊富。
入試の特徴
工業高校の入試は、普通科と比べて偏差値のハードルは低いものの、入学後の実習・専門科目の量が多い。機械や電気の分野に関心がある生徒にとって充実した環境が整っており、「進路が明確な生徒」に向いている。
3. 進学・就職実績
主な就職先(参考)
| 分野 | 主な就職先・業種(目安) |
|---|---|
| 製造業 | 機械メーカー・電子部品メーカー・自動車関連 |
| 電気・電力 | 電力会社関連・電気設備工事会社 |
| 建設業 | 土木・建設会社・設備工事会社 |
| IT・情報 | システム会社・Web制作会社・情報処理関連 |
| 公務員 | 県・市の技術系公務員・自衛官 |
※最新の就職実績は公式サイトを参照のこと。
進学実績
工業高校でありながら、専門学科の知識を活かして大学・短大・専門学校への進学を選ぶ生徒も増加傾向にある。福井工業大学・福井工業高等専門学校(3年次編入)・地元短期大学・専門学校への進学が中心。
4. 学校の特色・教育方針
ものづくりの精神を大切にする工業教育
敦賀工業高校は「ものづくり」を通じた人材育成を教育の中核に据えている。実習を中心とした授業で、手を動かしながら技術を身につけるカリキュラムが組まれており、現場で即戦力となる技術者・技能者の養成を目指している。
資格取得教育の充実
各学科において、国家資格・検定の取得を積極的に推進している。
| 学科 | 主な資格・検定(目安) |
|---|---|
| 機械科 | 機械検定・CAD利用技術者試験 |
| 電気科 | 第二種電気工事士・危険物取扱者 |
| 情報技術科 | 基本情報技術者試験・情報処理検定 |
| 建設工学科 | 測量士補・2級土木施工管理技士 |
資格取得の合格率や取得者数については公式要確認。
地域産業との連携
嶺南地区の主要産業(原子力関連・製造業・建設業)との連携が強く、インターンシップや企業見学を通じた実践的な職業教育が行われている。地域の企業からの求人も豊富で、就職率が高い。
5. 部活動・クラブ活動
主要運動部
| 部活名 | 主な実績 |
|---|---|
| 野球部 | 福井県高校野球大会出場 |
| サッカー部 | 県大会参加 |
| 柔道部 | 県工業高校大会参加 |
| バスケットボール部 | 県大会参加 |
| 陸上競技部 | 県高校総体参加 |
主要文化部・専門部
| 部活名 | 特色 |
|---|---|
| ロボット研究部 | 全国高校ロボット競技大会への出場を目指す |
| 電気研究部 | 電気回路・電子工作の研究活動 |
| 機械研究部 | 機械設計・製作の実践的活動 |
| 溶接部 | 技能大会への出場 |
| 情報研究部 | プログラミング・IT系の活動 |
工業高校特有の専門部・研究部が充実しており、全国の工業高校が参加する技能五輪・技術・技能競技大会への参加も目指している。
6. 著名な卒業生
地域の製造業・建設業・電力業界などで活躍する技術者を多数輩出しているが、個別の著名人情報については公式要確認。敦賀市および嶺南地区の地場産業を支える人材として卒業生が広く活躍している。
7. 入試情報
2026年度入試概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 募集定員 | 公式発表参照 |
| 入試区分 | 推薦選抜・学力検査(一般選抜) |
| 学力検査 試験科目 | 国語・数学・英語(工業系は実技・面接も実施の場合あり・公式要確認) |
| 調査書 | 内申基準は都道府県教育委員会・各校公式サイト参照 |
| 試験日程 | 3月(福井県統一日程) |
| 合格発表 | 3月中旬 |
入試対策のポイント
工業高校の入試は普通科進学校と比べて難易度が高くないが、入学後の専門科目・実習は難度がある。「機械が好き」「電気に興味がある」「ITに興味がある」「建設・土木を学びたい」という明確な動機を持つことが入試の面接でも重視される傾向がある。
8. 沿革・歴史
| 年 | 出来事 |
|---|---|
| 1963年(昭和38年) | 創立 |
| 1960〜70年代 | 嶺南地区の工業化に対応した人材育成の開始 |
| 1980年代 | 学科の整備・情報系教育の萌芽 |
| 1990年代 | 情報技術科設置 |
| 2000年代 | 資格取得教育の強化・インターンシップの拡充 |
| 2010年代 | ICT・IoT教育の導入 |
| 2020年代 | GIGAスクール対応・地域産業との連携強化 |
9. 施設・アクセス
校内施設
| 施設名 | 特徴 |
|---|---|
| 機械実習棟 | 旋盤・溶接・NC工作機械などの設備 |
| 電気実習棟 | 電気回路・配線実習に対応 |
| 情報処理室 | PCを活用したプログラミング・CAD教育 |
| 測量実習場 | 建設工学科の測量実習に対応 |
| グラウンド | 各運動部が使用 |
| 体育館 | 屋内スポーツ・全校行事に使用 |
アクセス
| 手段 | 詳細 |
|---|---|
| JR北陸本線・湖西線 | 敦賀駅よりバスまたは自転車 |
| 路線バス | 敦賀市内路線バス利用 |
| 自転車 | 敦賀市内・近郊から自転車通学多数 |
10. 学費
| 費目 | 金額(年額・目安) |
|---|---|
| 授業料 | 公式サイト参照 |
| 教材費・実習材料費 | 公式サイト参照 |
| 学校納付金 | 約15,000〜30,000円 |
| PTA会費 | 約5,000〜10,000円 |
| 合計目安 | 約18〜24万円/年 |
工業高校は普通科と比べて実習材料費・実習用品費がかかる場合がある。就学支援金(国の高校無償化制度)の対象校であり、所得条件を満たす世帯は授業料相当額の支給を受けられる。
11. よくある質問(FAQ)
Q1. 敦賀工業高校から大学進学はできますか? A. はい、専門学科の知識を活かした推薦入試等での大学進学が可能です。 福井工業大学や福井工業高等専門学校(3年次編入)、理工系・情報系の大学・専門学校への進学実績があります。
Q2. 資格は在学中に取れますか? A. はい、各学科に応じた国家資格・検定の取得をサポートする指導体制が整っています。 電気科では第二種電気工事士、情報技術科では情報処理検定・基本情報技術者試験などへの取り組みが行われています。
Q3. 女子生徒は少ないですか? A. 工業高校全般として男子生徒の比率が高い傾向がありますが、情報技術科は比較的女子生徒も在籍しています。 共学校であり、女子生徒も活躍しています。
Q4. 就職率はどのくらいですか? A. 工業高校は就職希望者の就職率が高い傾向にあります。 地域の製造業・建設業・電力関連企業からの求人があり、安定した就職実績が期待できます。
Q5. 部活動と専門学習は両立できますか? A. はい、工業高校の実習・専門授業は放課後ではなく授業時間内に組み込まれているため、部活動との両立が可能です。 技術系の大会(ロボット・溶接等)への参加も部活動の一環として行われています。