石川県立小松工業高等学校(小松工業高校・小工・ここう)
石川県小松市白江町に位置する県立の工業専門高校。1939年(昭和14年)創立で、略称は「小工(ここう)」。機械科・電気科・電子機械科・建設工学科の4学科を設置し、小松市を中心とする南加賀地区の工業系人材を育成してきた。小松市はコマツ(KOMATSU)建設機械など国内外で活躍する製造業の拠点として知られており、工業高校として地元製造業との深い関係を持つ。創立から80年以上が経過した伝統校で、卒業生は小松市内外の製造業・建設業・電気設備業に多数就職している。工業系の各種国家資格取得も積極的に支援しており、電気工事士・危険物取扱者・測量士補などの資格取得実績がある。
この記事でわかること
- 小松工業高校の各学科と偏差値の目安
- 機械科・電気科・電子機械科・建設工学科の違い
- コマツなど地元製造業への就職実績
- 各種国家資格の取得支援
- 1939年創立から続く85年超の沿革
- 部活動・ロボコンなどの特色
- アクセス・学費などの実用情報
1. 基本データ一覧
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 正式名称 | 石川県立小松工業高等学校 |
| 略称 | 小工(ここう) |
| 所在地 | 石川県小松市白江町ア238番地 |
| 最寄り駅 | JR北陸本線 小松駅 バス・自転車 |
| 設置者 | 石川県 |
| 学校種別 | 公立(県立) |
| 共学・別学 | 共学 |
| 課程 | 全日制 |
| 学科 | 機械科・電気科・電子機械科・建設工学科 |
| 創立年 | 1939年(昭和14年) |
| 公式サイト | https://komatsu-th.ishikawa-c.ed.jp/ |
2. 学科別偏差値・難易度
| 学科 | 偏差値レンジ | 特色 |
|---|---|---|
| 機械科 | 45〜49 | 製造機械・加工技術 |
| 電気科 | 45〜49 | 電力・電気設備技術 |
| 電子機械科 | 46〜50 | 電子・制御・メカトロニクス |
| 建設工学科 | 44〜48 | 土木・建築・インフラ整備 |
3. 各学科の特色
機械科
製造現場で即戦力となる機械加工・溶接・NC工作機械の技術を習得する。旋盤・フライス盤・マシニングセンターなどの実習が豊富。小松市の建設機械メーカー(コマツ関連企業等)への就職実績がある。
電気科
電力設備・電気工事・電気制御の専門技術を学ぶ。第二種電気工事士(在学中受験可能)・危険物取扱者などの資格取得を目指す。電力会社・電気工事会社・ビル管理会社への就職実績がある。
電子機械科
電子工学・メカトロニクス・制御技術を融合した学科。ロボット制御・プログラマブルコントローラ(PLC)・センサ技術などを学ぶ。製造業の自動化・ロボット分野への就職実績がある。
建設工学科
土木・建築・測量の基礎技術を学ぶ学科。CAD操作・測量実習・構造力学の基礎を習得。建設会社・測量会社・自治体の土木技術職への就職実績がある。
4. コマツとの関係(小松市の製造業)
小松市はコマツ(株式会社小松製作所) の企業城下町として知られており、建設機械・産業機械の製造拠点が市内に集中している。小松工業高校はコマツ関連企業をはじめ、小松市の製造業への就職の入口として重要な役割を果たしてきた。製造現場で役立つ技術・資格を習得することで、地元の優良製造企業への就職につながっている。
5. 取得可能な資格・検定
| 資格名 | 対応学科 |
|---|---|
| 第二種電気工事士 | 電気科・電子機械科 |
| 第一種電気工事士 | 電気科(卒業後受験資格) |
| 危険物取扱者 乙種 | 全学科 |
| 測量士補 | 建設工学科 |
| CAD利用技術者試験 | 建設工学科・電子機械科 |
| 機械検査技能士 | 機械科 |
| 溶接技能者(ガス・アーク) | 機械科 |
| 2級土木施工管理技術検定 | 建設工学科(卒業後受験資格) |
6. 就職・進学実績
主な就職先(近年の傾向)
| 分野 | 具体例 |
|---|---|
| 建設機械・製造業 | コマツ関連企業・小松市内製造業 |
| 電気設備業 | 電力会社・電気工事会社 |
| 建設業 | 地元建設会社・道路工事会社 |
| 官公庁 | 石川県・小松市の土木技術職 |
主な進学先
| 種別 | 具体例 |
|---|---|
| 工業系大学 | 金沢大学・金沢工業大学など |
| 専門学校 | 工業・建設・電気系専門学校 |
7. 部活動
運動部
| 部活名 | 主な実績 |
|---|---|
| ラグビー部 | 石川県工業系高校大会出場 |
| 柔道部 | 県大会出場 |
| 野球部 | 石川県大会参加 |
| サッカー部 | 地区大会参加 |
| バスケットボール部 | 県大会参加 |
| 陸上競技部 | 県大会参加 |
文化部・専門部
| 部活名 | 主な特色 |
|---|---|
| ロボット研究部 | 高校生ロボコン・ものづくりコンテスト参加 |
| 電子工作部 | 電子回路製作・プログラミング |
| 測量研究部 | 測量技術の向上 |
| 吹奏楽部 | 地区コンクール出場 |
工業高校らしいロボコン(ロボット競技会) やものづくりコンテストへの参加が特色で、製造業の現場に直結した実践的な競技に取り組んでいる。
8. 学校行事
| 時期 | 行事名 | 特色 |
|---|---|---|
| 5〜6月 | 体育祭 | 学科・学年対抗競技 |
| 9〜10月 | 工高祭(文化祭) | 各学科の実習成果展示 |
| 11月 | 修学旅行(2年) | 産業施設見学を含む研修 |
| 1〜2月 | 課題研究発表会 | 1年間の研究成果を発表 |
| 3月 | 卒業式 | 伝統的な式典 |
9. 入試情報
高校入試概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 募集定員 | 公式発表参照 |
| 試験日 | 毎年3月上旬(石川県公立高校一般入試) |
| 受験科目 | 国語・数学・英語・理科・社会(5教科) |
| 倍率 | 公式発表参照 |
| 内申点 | 石川県の高校入試では内申点が重視される |
10. 沿革
| 年 | 出来事 |
|---|---|
| 1939年(昭和14年) | 石川県立小松工業学校として創立 |
| 1949年 | 学制改革により石川県立小松工業高等学校として発足 |
| 1960〜70年代 | 学科の整備・工業設備の近代化 |
| 1980〜90年代 | 電子機械科・NC加工設備の導入 |
| 2000年代 | 建設工学科の設置・CAD設備の整備 |
| 2010年代 | ロボコン・ものづくりコンテストへの積極参加 |
| 現在 | 創立85年を超え、南加賀地区の工業系人材育成を継続 |
11. アクセス
| 手段 | 詳細 |
|---|---|
| JR北陸本線 | 小松駅からバス・自転車 |
| バス | 小松市内バス路線 |
| 自転車 | 小松市内から自転車通学 |
学校所在地: 石川県小松市白江町ア238番地(〒923-0811)
12. 学費・諸経費
| 費目 | 金額(年額・目安) |
|---|---|
| 授業料 | 公式サイト参照 |
| 教材費・実習材料費等 | 公式サイト参照 |
| PTA会費等 | 約10,000〜20,000円 |
| 合計目安 | 約18〜22万円/年 |
石川県就学支援制度の対象(所得制限あり)。詳細は公式サイト参照。
13. よくある質問(FAQ)
Q1. コマツの社員になれますか? A. コマツ本体への採用は主に大卒者が多いですが、コマツ関連の製造会社・協力会社への就職実績があります。詳細は学校の就職担当にお問い合わせください。
Q2. 在学中に電気工事士の資格が取れますか? A. 電気科・電子機械科では第二種電気工事士試験を在学中に受験できます。
Q3. 大学に進学することはできますか? A. できます。 金沢大学や金沢工業大学などへの進学実績があります。
Q4. ロボコンに参加していますか? A. ロボット研究部がロボコンやものづくりコンテストに参加しています。
Q5. 1939年創立ということはかなり古い学校ですか? A. 昭和14年創立で、2024年時点で創立85年以上の歴史を持つ伝統ある工業高校です。
Q6. 学費はどのくらいかかりますか? A. 工業高校のため実習材料費等が加わり、年間約18〜22万円程度が目安です。就学支援金も利用可能です。
14. 公式・関連リンク
| 名称 | URL |
|---|---|
| 石川県立小松工業高等学校 公式サイト | https://komatsu-th.ishikawa-c.ed.jp/ |
| Wikipedia | https://ja.wikipedia.org/wiki/石川県立小松工業高等学校 |
| 石川県教育委員会 | https://www.pref.ishikawa.lg.jp/kyoiku/ |