岡山県立倉敷工業高等学校(倉敷工業高校・倉工)
岡山県倉敷市老松町に位置する公立の工業専門高校。通称「倉工(くらこう)」。1908年(明治41年)創立の100年以上の歴史を誇る倉敷を代表する工業高校。機械科・電気科・工業化学科・繊維工業科・染色科などの学科を設置し、倉敷の基幹産業である繊維・化学・機械分野の技術者を育成している。水島工業地帯など岡山県内屈指の工業集積地を擁する倉敷市ならではの産業との密接な連携が特色。偏差値(専門サイト参照)(学科により異なる)。
この記事でわかること
- 倉敷工業高校の各学科の偏差値と岡山県内工業高校での位置づけ
- 倉敷の地域産業(繊維・化学・機械)と連動した学科特色
- 1908年創立から続く歴史と伝統
- 就職・進学実績と主な就職先
- 入試情報・部活動・施設アクセス詳細
1. 基本データ一覧
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 正式名称 | 岡山県立倉敷工業高等学校 |
| 略称 | 倉工(くらこう) |
| 所在地 | 岡山県倉敷市老松町四丁目3番1号 |
| 最寄り駅 | JR山陽本線 倉敷駅 徒歩約15分 |
| 設置者 | 岡山県 |
| 学校種別 | 公立 |
| 共学・別学 | 共学 |
| 課程 | 全日制 |
| 学科 | 機械科・電気科・工業化学科・繊維工業科・染色科 |
| 偏差値 | 40〜46(学科により異なる) |
| 創立年 | 1908年(明治41年) |
| 公式サイト | https://kurashiki-tech.okayama-c.ed.jp/ |
2. 偏差値・難易度
偏差値は目安です。 正確な最新値はみんなの高校情報等の専門サイトでご確認ください。
学科別偏差値比較
| 学科 | 偏差値範囲 | 特色 |
|---|---|---|
| 機械科 | 公式サイト参照 | 製造業就職の主力 |
| 電気科 | 公式サイト参照 | 電力・電機系に強い |
| 工業化学科 | 公式サイト参照 | 化学工業との連携 |
| 繊維工業科 | 公式サイト参照 | 繊維産業の技術者育成 |
| 染色科 | 公式サイト参照 | 全国的にも珍しい専門学科 |
倉敷市内工業系高校との比較
| 学校名 | 偏差値(目安) | 特色 |
|---|---|---|
| 倉敷工業高校 | 公式サイト参照 | 繊維・化学産業と連動 |
| 倉敷市立工業高校 | 公式サイト参照 | 市立・ものづくり教育 |
3. 就職・進学実績
主要就職先(目安)
| 分野 | 主な就職先例 |
|---|---|
| 繊維・化学製造業 | 水島工業地帯の各種メーカー |
| 機械製造業 | 倉敷市・岡山県内の機械メーカー |
| 電力・通信 | 中国電力・通信系企業 |
| 建設業 | 岡山県内の建設・土木会社 |
| 公務員 | 岡山県・倉敷市の技術職 |
進学先(目安)
| 進学先 | 内容 |
|---|---|
| 工業系専門学校 | 機械・電気・繊維系専門学校 |
| 工業系大学 | 岡山理科大学・岡山大学工学部など |
| 短期大学 | 工業系短大 |
倉敷市の基幹産業に直結した就職実績が強みで、地域産業の技術者育成という明確な使命を持つ。
4. 学科の特色
倉敷の産業史と学科の関係
倉敷は明治期から繊維産業で栄えた都市で、クラボウ(倉敷紡績)をはじめとする繊維メーカーが集積している。倉敷工業高校の繊維工業科・染色科は、この地域の産業的背景から設置された全国的にも珍しい学科であり、繊維・アパレル産業の技術者育成に特化した実践的な教育を行う。
機械科
旋盤・フライス盤などの工作機械、CAD/CAMによる設計・製造の基礎から応用まで学ぶ。機械加工技能士などの国家資格取得を目指す。
電気科
電気回路・電気機器・電子回路・自動制御の基礎から、電力系統まで幅広く学ぶ。第二種電気工事士資格の取得を目標としたカリキュラムが組まれている。
工業化学科
化学反応の基礎から工業的な化学プロセス、化学分析まで実験中心に学ぶ。危険物取扱者資格の取得が目標の一つとなる。
繊維工業科
繊維の製造工程・素材特性・加工技術を学ぶ。繊維産業への就職・専門学校進学を目指す生徒向けの実践的なカリキュラム。
染色科
染色・整理加工の技術を学ぶ全国でも珍しい専門学科。繊維の色彩・素材加工に関する専門技術を習得できる。
5. 取得可能な資格・検定
| 学科 | 主な資格・検定 |
|---|---|
| 機械科 | 機械加工技能士、CAD利用技術者 |
| 電気科 | 第二種電気工事士、危険物取扱者乙種 |
| 工業化学科 | 危険物取扱者、化学分析技能士 |
| 繊維工業科 | 繊維製品品質管理士(TES)受験準備 |
| 染色科 | 色彩検定・染色技術関連資格 |
6. 部活動
| カテゴリ | 主な部活動 | 主な実績 |
|---|---|---|
| 運動系 | 野球部、サッカー部、バスケットボール部、柔道部、ラグビー部、陸上部 | 県大会出場実績 |
| 文化系 | 吹奏楽部、ものづくり研究部、写真部 | 各種コンクール・大会参加 |
| 特記 | 野球部 | 県大会出場実績あり |
工業高校らしく、実験・ものづくり系の文化部活も充実している。
7. 入試情報
2026年度入試概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 募集定員 | 公式発表参照 |
| 入試種別 | 一般選抜・推薦選抜(岡山県公立高校入学者選抜) |
| 試験日 | 3月中旬(岡山県公立統一日程) |
| 試験科目 | 国語・数学・英語・理科・社会(5教科)または推薦 |
| **内申基準は都道府県教育委員会・各校公式サイト参照 | |
| 偏差値目安 | 40〜46(学科により異なる) |
| 倍率目安 | 公式発表参照 |
志望学科の産業分野に関連する理科・数学の基礎力を高めておくことが入試対策として有効。
8. 沿革
| 年 | 出来事 |
|---|---|
| 1908年(明治41年) | 岡山県立倉敷染織学校として創立(繊維産業の人材育成を目的) |
| 1920〜30年代 | 学科の拡充・名称変更 |
| 1948年(昭和23年) | 学制改革により岡山県立倉敷工業高等学校として発足 |
| 1960〜70年代 | 水島工業地帯の発展とともに機械・化学系学科を強化 |
| 2008年 | 創立100周年記念式典 |
倉敷の繊維産業を支えるために創立された学校が、戦後の工業化に対応して発展し、今日の姿に至った。
9. 施設・アクセス
アクセス
| 交通手段 | 詳細 |
|---|---|
| JR山陽本線 | 倉敷駅 徒歩約15分 |
| 路線バス | 倉敷市内各方面からのバス路線利用可 |
| 自転車 | 倉敷市内・近郊から自転車通学 |
主な施設
| 施設 | 概要 |
|---|---|
| 実習工場 | 機械・電気・化学・繊維の専門実習設備 |
| 染色実習室 | 染色科専用の実習設備(全国的に珍しい施設) |
| コンピュータ室 | CAD・情報処理対応設備 |
| 体育館 | 大体育館 |
| グラウンド | 野球場・陸上トラック |
倉敷市の市街地に位置し、JR倉敷駅から徒歩圏内。美観地区・倉敷川沿いの歴史的な街並みに近い立地。
10. 学費
公立高校のため、授業料は就学支援金制度の対象となる。
| 費用項目 | 金額(目安) |
|---|---|
| 授業料 | 公式サイト参照 |
| 入学金 | 公式サイト参照 |
| PTA会費・諸費 | 年間約3〜6万円 |
| 実習材料費 | 年間約2〜5万円(学科により異なる・公式要確認) |
| 作業服・安全靴(入学時) | 別途必要 |
| 年間総額目安 | 約15〜20万円(就学支援金適用後は大幅減) |
11. よくある質問(FAQ)
Q1. 染色科は全国でも珍しい学科と聞きましたが、どのような職業に就けますか? A. 繊維メーカー・アパレル関連企業・染色加工会社などへの就職が主な進路です。倉敷の繊維産業の歴史と連携した実践的な技術が身につきます。
Q2. 工業高校から大学への進学は可能ですか? A. 工業系大学(岡山理科大学・岡山大学工学部など)への推薦・一般入試による進学者がいます。大学進学を目指す場合は入学時から計画的に準備する必要があります。
Q3. 機械科と電気科ではどちらが就職に有利ですか? A. どちらも倉敷市・岡山県の製造業・インフラ関連への就職実績があり、一概にはいえません。自分の興味・将来像に合わせて選択することをお勧めします。
Q4. 女子生徒も入学できますか? A. はい。共学校です。染色科・工業化学科に女子生徒が比較的多い傾向があります。
Q5. 水島工業地帯の企業への就職はできますか? A. 水島コンビナートを擁する倉敷市の工業高校として、水島工業地帯の化学・石油関連企業への就職実績があります。