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佐賀県立有田工業高等学校

略称:有田工業高校 · 通称:有工(ありこう)

佐賀県立有田工業高等学校(有田工業高校・有工)

西松浦郡有田町に位置する佐賀県立の公立工業高校。1922年(大正11年)創立で、略称は「有工(ありこう)」。機械科・電気科・セラミック科・都市工学科の4学科を持つ。世界に名立たる陶磁器の産地「有田焼」の本場・有田町に位置するため、セラミック科という全国でも極めて珍しい学科を設置しており、陶磁器製造・窯業技術を専門的に学べる独自性が最大の魅力。100年以上の歴史を誇り、有田の地場産業を支える工業技術者を育成してきた。

この記事でわかること

  • 有田工業高校のセラミック科という全国でも珍しい学科の内容
  • 有田焼産地ならではの陶磁器・窯業教育の特色
  • 1922年創立の工業高校としての歴史と地域産業との連携

1. 基本データ一覧

項目内容
正式名称佐賀県立有田工業高等学校
略称有工(ありこう)
所在地佐賀県西松浦郡有田町立部乙2584番地
最寄り駅JR有田駅よりバス・徒歩
設置者佐賀県
学校種別公立(県立)
共学・別学共学
課程全日制(機械科・電気科・セラミック科・都市工学科)
偏差値40〜47(機械科)
創立年1922年(大正11年)
公式サイトhttps://www.aritakogyo.ed.jp/

2. 偏差値・難易度

偏差値は目安です。 正確な最新値はみんなの高校情報等の専門サイトでご確認ください。

学科別偏差値(目安)

学科偏差値(目安)特色
機械科40〜47機械加工・製造技術
電気科40〜47電気工事・電子技術
セラミック科40〜47陶磁器製造・窯業技術
都市工学科40〜46土木・測量・環境

セラミック科は陶磁器・窯業という特殊な専門分野のため、有田焼の産地という地域性が強く反映されている。他の工業高校では学べないユニークな学科として全国的にも注目されている。


3. 大学進学実績・就職実績

主な進路内訳

進路区分内容
就職(窯業・陶磁器)有田焼窯元・陶磁器メーカー等
就職(製造・建設)県内製造業・建設業
大学進学九州工業大学・佐賀大学工学部等
専門学校工業・セラミック系専門学校
公務員佐賀県・有田町等

セラミック科の特有の進路

セラミック科の卒業生は有田町内・周辺の窯元・陶磁器メーカーへの就職が多い。有田焼を製造する窯元での技術者として働く卒業生や、独自の陶芸活動を続ける卒業生も見られる。陶磁器・窯業に関連する専門学校・大学への進学者もいる。


4. 特色・教育方針

セラミック科:有田焼の産地ならではの学科

有田工業高校最大の特色はセラミック科。有田焼(伊万里焼)という日本を代表する陶磁器の産地・有田町に位置するからこそ実現できた全国でも数少ない学科。陶磁器の成形・施釉・焼成・絵付けなど陶磁器製造の全工程を学ぶカリキュラムが組まれており、実際の窯元との連携による実践的な学習も行われている。

有田焼産地との産学連携

有田町は日本の磁器発祥の地として400年以上の歴史を持つ陶磁器の産地。有田工業高校は地元の窯元・陶磁器メーカーと密接に連携し、職人技術の伝承と現代技術の融合を図った教育を実践している。有田焼の伝統を守りながら、新しいデザイン・技術を取り入れる革新的な陶磁器教育が行われている。

伝統工芸と現代技術の融合

陶磁器製造における伝統的な手仕事技術に加え、3Dプリンタ・CADを活用した現代的なセラミック設計・製造技術も学ぶ。伝統と革新を両立させた学習を通じて、次世代の陶磁器産業を担う人材育成を目指している。

主な特色プログラム

プログラム名概要
陶磁器製造実習成形・施釉・焼成・絵付けの全工程
窯元見学・連携地元窯元での実習・見学
機械実習旋盤・CNC加工等
電気実習電気配線・電子回路
インターンシップ地元企業での就業体験
有田焼文化学習有田焼の歴史・文化の学習

5. 部活動

運動部

部活名主な実績・特徴
野球部県大会出場
サッカー部地区大会参加
陸上競技部県大会参加
バスケットボール部地区大会参加
卓球部県大会参加

文化部・工業系クラブ

部活名主な実績・特徴
陶芸部有田焼制作・展示
ロボット研究部ロボット競技大会参加
吹奏楽部地区コンクール参加
美術部展覧会出品

6. 入試情報

項目内容
募集定員公式発表参照
試験科目国語・数学・英語(3教科、公式要確認)
内申点重視
入試日程佐賀県公立高校一般入試に準ずる
倍率公式発表参照
難易度偏差値は専門サイト参照水準

セラミック科受験のポイント

セラミック科を受験する場合、有田焼・陶磁器への関心と製造・工芸への適性が重要。入試では学力試験が中心だが、面接で陶磁器・工芸への志望動機を明確に伝えることが評価されやすい。


7. 沿革

出来事
1922年(大正11年)佐賀県立有田工業学校として創立
1948年学制改革により佐賀県立有田工業高等学校に改称
1960〜70年代セラミック科設置・施設整備
1980〜90年代都市工学科設置
現在4学科体制で工業教育を継続

8. 施設・アクセス

項目内容
所在地佐賀県西松浦郡有田町立部乙2584番地
アクセスJR有田駅よりバス・徒歩
陶磁器実習棟成形・施釉・焼成設備・窯
機械実習棟旋盤・CNC加工機等
電気実習室電気配線・電子計測設備
体育館各種競技対応
グラウンド運動部活動対応

有田焼産地の中心地・有田町に位置し、周辺に多くの窯元・陶磁器メーカーが立地する。


9. 学費

公立高校のため学費は低額。実習材料費(陶磁器・機械等)が別途発生する場合あり。

費目金額(年額・目安)
授業料公式サイト参照
実習費・材料費約30,000〜70,000円
PTA会費等約10,000〜20,000円
合計目安約16〜21万円/年

※就学支援金制度対象。詳細は公式サイトでご確認ください。


10. よくある質問(FAQ)

Q1. セラミック科では有田焼を学べますか? A. はい。セラミック科では陶磁器の成形・施釉・焼成・絵付けなど有田焼製造の全工程を学びます。地元の窯元との連携実習も行われています。

Q2. セラミック科を卒業後はどんな仕事に就けますか? A. 有田町の窯元・陶磁器メーカーへの就職が多いです。また、陶磁器系大学・専門学校に進学する卒業生もいます。

Q3. 陶芸が初めてでもセラミック科に入れますか? A. はい。入学時点での陶芸経験は問いません。学校で基礎から丁寧に指導します。陶磁器・ものづくりへの関心があれば大丈夫です。

Q4. 機械科・電気科の就職先はどこですか? A. 佐賀県内の製造業・建設業・電気工事業などへの就職実績があります。

Q5. 有田焼の産地で学ぶメリットはありますか? A. 400年以上の歴史を持つ有田焼の産地で学ぶことで、伝統陶磁器の本物の技術と文化に直接触れながら学習できます。窯元訪問・職人との交流など他では得られない体験ができます。


11. 公式・関連リンク

リンク名URL
公式サイトhttps://www.aritakogyo.ed.jp/
Wikipediahttps://ja.wikipedia.org/wiki/佐賀県立有田工業高等学校
佐賀県教育委員会https://www.pref.saga.lg.jp/kiji00316617/index.html
有田町公式サイトhttps://www.town.arita.lg.jp/
公開:2026-06-02 更新:2026-06-02 編集:全国高等学校辞典 編集部

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本記事のデータ(偏差値・定員・倍率・進学実績・学費等)は現在精査中です。一部に誤りが含まれる可能性があります。入試・進学に関わる重要な情報は、必ず各校公式サイトおよび都道府県教育委員会の公式発表でご確認ください。