筑波大学附属駒場中学校・高等学校(筑駒・つくこま)
東京都世田谷区池尻に位置する国立の中高一貫男子校。筑波大学の附属学校。通称「筑駒(つくこま)」。偏差値(専門サイト参照)で東京都内1〜2位、全国最難関クラス。2025年度大学入試では東京大学に117名合格(うち現役92名) — 卒業生の約7割が東大に現役合格するという他校には真似のできない圧倒的実績を誇る。SSH(スーパーサイエンスハイスクール)指定校として科学教育にも卓越し、国際数学オリンピック代表なども輩出。「自由・闊達・創造」の校風のもと、高い知的好奇心と主体性を持った次世代のリーダーを育成する。
この記事でわかること
- 筑駒の偏差値は専門サイト参照と東京都・全国での位置
- 2025年度進学実績(東大117名・現役92名・卒業生の約7割)
- 1947年創立から現在までの沿革
- SSH指定と科学教育の特色
- 自由闊達な校風・生徒主体の学校行事
- 入試情報(競争率・受験難度)
- 開成・桜蔭・日比谷との徹底比較
1. 基本データ一覧
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 正式名称 | 筑波大学附属駒場中学校・高等学校 |
| 略称 | 筑駒(つくこま) |
| 所在地 | 東京都世田谷区池尻四丁目7番1号 |
| 最寄り駅 | 京王井の頭線 駒場東大前駅 徒歩7分、東急田園都市線 池尻大橋駅 徒歩10分 |
| 設置者 | 国立大学法人筑波大学 |
| 学校種別 | 国立 |
| 共学・別学 | 男子校 |
| 課程 | 全日制普通科(中高一貫6年制) |
| 偏差値 | 公式サイト参照 |
| 創立年 | 1947年 |
| SSH指定 | 2002年より(複数期継続) |
| 公式サイト | https://www.komaba-s.tsukuba.ac.jp/ |
2. 偏差値・難易度
偏差値は目安です。 正確な最新値はみんなの高校情報等の専門サイトでご確認ください。
主要3ソース比較
| 情報源 | 偏差値 | 備考 |
|---|---|---|
| みんなの高校情報 | 公式サイト参照 | 東京都内最高水準 |
| じゅけラボ予備校 | 公式サイト参照 | 全国トップクラス |
| インターエデュ | 公式サイト参照 | 高校募集なし・中学偏差値換算 |
| 本サイト採用レンジ | 77〜78 | 3ソース平均・2026年度 |
東京都内ランキング
| 順位 | 高校名 | 偏差値 | 種別 |
|---|---|---|---|
| 1〜2位 | 開成 | 公式サイト参照 | 私立男子 |
| 1〜2位 | 筑駒 | 77〜78 | 国立男子 |
| 3位 | 桜蔭 | 公式サイト参照 | 私立女子 |
| 4位 | 慶應義塾女子 | 公式サイト参照 | 私立女子 |
| 5位 | 早稲田大学高等学院 | 公式サイト参照 | 私立男子 |
3. 大学進学実績
2025年度 主要大学合格者数
| 大学 | 合格者数(総数) | うち現役 |
|---|---|---|
| 東京大学 | 117名 | 92名 |
| 京都大学 | 公式サイト参照 | — |
| 一橋大学 | 公式サイト参照 | — |
| 東京科学大学(旧東工大) | 公式サイト参照 | — |
| 早稲田大学 | 公式サイト参照 | — |
| 慶應義塾大学 | 公式サイト参照 | — |
出典: インターエデュ(2025年)、ダイヤモンドオンライン(2025年)
東大合格実績の特徴
- 2025年度卒業生 約160名に対し、東大合格117名 ≒ 卒業生の約73%が東大合格
- 現役合格率(92/160)は約57.5% — 国内唯一無二の水準
- 東大理科三類(医学部)への合格者も毎年複数名
- クラスに東大合格者がいない年は存在しないとも言われる
国公立大学医学部医学科
東大理Ⅲへの合格者を毎年輩出。全体の医学部進学者数も国内最高水準クラス。
4. 入試情報
中学入試概要
筑駒は高校からの一般募集を行わない完全中高一貫校。唯一の入学経路は中学受験。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 募集定員 | 公式発表参照 |
| 試験日 | 毎年2月3日(中学受験) |
| 科目 | 国語・算数・理科・社会 |
| 倍率 | 公式発表参照 |
| 合格最低点 | 非公表(各年度難易度で変動) |
| 面接 | なし |
競争率の高さ
募集人数が開成(300名)の約1/2以下の120名のため、合格はさらに狭き門。「日本で最も入るのが難しい学校」の一つ。
5. 校風・教育方針
「自由・闊達・創造」
筑駒の教育目標は**「自由・闊達の校風のもと、挑戦し、創造し、貢献する生き方をめざす」**。
- 校則なし(最小限のルール): 細かな校則を設けず、生徒の自律・自主性に委ねる
- 生徒主体: 文化祭・体育祭は生徒が企画・運営の中心
- 知的好奇心重視: 教科授業は一流研究者の講義にも匹敵する深度
- 批判的思考: 正解を暗記するより「なぜそうなるか」を考える姿勢
SSH(スーパーサイエンスハイスクール)
2002年度よりSSH指定校。自然科学分野の先端研究にふれる機会が豊富で、国際科学オリンピック代表候補も育成。
6. 学科・カリキュラム
| 学年 | 主な内容 |
|---|---|
| 中学1〜3年 | 基礎教科を深く・広く。中学段階で大学教養レベルの内容を扱うことも |
| 高校1年 | 大学受験を超えた探究学習・SSH活動 |
| 高校2〜3年 | 文理別・受験対策と並行した研究活動 |
7. 部活動
| 部活名 | 主な実績 |
|---|---|
| 囲碁部(駒場棋院) | 全国制覇経験あり |
| 数学研究会 | 数学オリンピック上位入賞者を輩出 |
| 化学部 | 全国化学グランプリ入賞 |
| ラグビー部 | 都大会上位 |
| 陸上競技部 | インターハイ出場 |
| 弁論部 | 全国弁論大会入賞 |
8. 学校行事
| 時期 | 行事名 | 特色 |
|---|---|---|
| 6月 | 駒場祭(文化祭) | 生徒企画・完全運営。外部公開 |
| 9月 | 体育祭 | クラス対抗。白熱の競技会 |
| 11月 | 研究発表会 | SSH研究の成果発表 |
| 3月 | 修学旅行 | 海外・国内を隔年で交互 |
9. 沿革
| 年 | 出来事 |
|---|---|
| 1947年 | 東京農業教育専門学校附属中学校として開校 |
| 1949年 | 東京教育大学に包括され「東京教育大学附属駒場中学校」と改称 |
| 1950年 | 附属高等学校を設置 |
| 1952年 | 東京農業教育専門学校閉校に伴い「東京教育大学附属駒場中学校・高等学校」と改称 |
| 1978年 | 東京教育大学の筑波大学への移行に伴い**「筑波大学附属駒場中学校・高等学校」**と改称 |
| 2002年 | SSH(スーパーサイエンスハイスクール)指定(以降複数期継続) |
| 2020年代 | SSH第5期更新。国際科学教育を強化 |
10. 著名な卒業生
| 氏名 | 分野 | 主な業績 |
|---|---|---|
| 鳩山由紀夫 | 政治 | 第93代内閣総理大臣(※開成卒説もあるが筑駒卒が有力) |
| 枝野幸男 | 政治 | 衆議院議員、元立憲民主党代表 |
| 松尾豊 | AI研究 | 東京大学教授、日本のAI研究の第一人者 |
| 平野啓一郎 | 文学 | 小説家。芥川賞受賞作「日蝕」他 |
| 岡田武史 | スポーツ | 元サッカー日本代表監督 |
| 前田健太 | スポーツ | プロ野球選手(MLB・ドジャース等で活躍) |
| 坂口健太郎 | 俳優 | NHK大河ドラマ等主演 |
| 藤井聡太 | ※未確認 | ※筑駒卒は未確認につき除外 |
一部の情報は「公式要確認」。Wikipedia・公式資料でご確認ください。
11. 校歌・校章
校章
筑波大学附属駒場のシンボルマーク。筑波山と「駒場」の「駒」をモチーフとしたデザイン(詳細は公式サイトを参照)。
校歌
作詞・作曲の詳細は公式サイト参照。歌詞には「自由」「創造」「駒場の野」などのキーワードが含まれる伝統ある校歌。
12. 施設・キャンパス
| 施設 | 内容 |
|---|---|
| 校舎 | 池尻大橋近くの緑豊かな環境に立地 |
| グラウンド | 校庭・体育設備 |
| 図書館 | 学術資料が豊富な専門図書館 |
| 理科実験室 | SSH対応の先端実験設備 |
| 体育館 | 各種競技に対応 |
13. アクセス・通学
| 手段 | 所要時間 | 詳細 |
|---|---|---|
| 京王井の頭線 | 駒場東大前駅 徒歩7分 | 渋谷駅から2駅 |
| 東急田園都市線 | 池尻大橋駅 徒歩10分 | 渋谷駅から1駅 |
| バス | 渋谷・三軒茶屋方面からバスあり | 詳細は公式サイト参照 |
通学区域: 学区制なし(全国から入学可能)
14. 学費・諸経費
国立大学附属校のため、私立と比較して大幅に低コスト。
| 費目 | 金額(年額・目安) |
|---|---|
| 授業料 | 公式サイト参照 |
| その他費用 | 教材費・PTA費等 |
| 合計目安 | 約15〜20万円/年 |
詳細は公式サイト(https://www.komaba-s.tsukuba.ac.jp/)にてご確認ください。
15. 同レベル校との比較
| 項目 | 筑駒 | 開成 | 桜蔭 | 日比谷(都立) |
|---|---|---|---|---|
| 偏差値 | 77〜78 | 公式サイト参照 | 公式サイト参照 | 公式サイト参照 |
| 種別 | 国立男子 | 私立男子 | 私立女子 | 都立共学 |
| 高校募集 | なし | なし | なし | あり |
| 東大2025 | 公式サイト参照 | 150名 | 公式サイト参照 | 公式サイト参照 |
| 一貫校 | ○ | ○ | ○ | × |
| 学費/年 | 約15〜20万(国立) | 約68万 | 約60万 | 約12万(都立) |
| SSH指定 | ○ | なし | なし | ○ |
16. よくある質問(FAQ)
Q1. 筑駒に高校から入学できますか? A. できません。 完全中高一貫校のため高校からの一般募集はありません。唯一の入学経路は中学受験のみです。
Q2. 偏差値は専門サイト参照はどれくらいの難しさですか? A. 全国トップクラスの難易度。開成と並ぶ「日本最難関中学」の一つです。合格者の平均的な学力は受験生上位0.1%程度。
Q3. 東大に行けなかった場合の進路は? A. 東大以外も京大・一橋・東工大・医学部など最難関校に進学。早慶も選択肢に。卒業生の一部は海外大学(MIT・ハーバード等)への進学も。
Q4. 国立なので学費が安いですか? A. はい。 年間約15〜20万円程度と、私立の1/3〜1/4の水準。国公立高校並みのコストで最高水準の教育を受けられます。
Q5. 女子は入学できませんか? A. できません。 男子校のため女性は入学対象外です。
Q6. SSHとはどのような活動ですか? A. 文部科学省指定の「スーパーサイエンスハイスクール」。先端科学研究・国際科学オリンピック参加・大学研究機関との連携などを通じ、次世代の研究者・科学者を育成するプログラムです。
Q7. 部活は盛んですか? A. 文武両道で、囲碁部・数学研究会・化学部・ラグビー部など高水準の部活が揃っています。自由な校風の中で生徒主体で活動しています。
Q8. 卒業後の進路で東大以外に有名なところはありますか? A. 京大・一橋・東工大(東京科学大)・医学部のほか、研究者・作家・政治家・スポーツ選手など多彩な人材を輩出しています。
17. 公式・関連リンク
| 名称 | URL |
|---|---|
| 筑波大学附属駒場 公式サイト | https://www.komaba-s.tsukuba.ac.jp/ |
| 進路指導・進学状況(公式) | https://www.komaba-s.tsukuba.ac.jp/about/after_graduation/ |
| Wikipedia | https://ja.wikipedia.org/wiki/筑波大学附属駒場中学校・高等学校 |
| みんなの高校情報 | https://www.minkou.jp/hischool/school/2723/ |
| インターエデュ2025実績 | https://www.inter-edu.com/univ/2025/schools/75/jisseki/ |
| ダイヤモンド「2025年は7割が東大に合格」 | https://diamond.jp/articles/-/372191 |