富山県立富山工業高等学校(富山工業高校・富工・とみこう)
富山県富山市石金に位置する県立の工業系高校。1901年(明治34年)創立の伝統ある工業高校で、略称は「富工(とみこう)」。機械科・電気科・電子情報科・建築科・土木科・インテリア科の6学科を設置し、富山県の産業を支える技術者・技能者を育成してきた。創立120年を超える歴史の中で、富山県の製造業・建設業・電気設備業など幅広い産業分野に多くの卒業生を送り出してきた実績がある。卒業後は県内外の優良企業への就職が多く、一部の生徒は工業系専門学校・大学への進学も果たしている。
この記事でわかること
- 富山工業高校の各学科の偏差値と特色
- 機械・電気・電子情報・建築・土木・インテリアの6学科の違い
- 就職・進学実績
- 1901年創立から続く120年超の沿革
- 入試情報(募集定員・受験科目)
- 部活動・各種資格取得の取り組み
- アクセス・学費などの実用情報
1. 基本データ一覧
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 正式名称 | 富山県立富山工業高等学校 |
| 略称 | 富工(とみこう) |
| 所在地 | 富山県富山市石金二丁目14番31号 |
| 最寄り駅 | 富山地方鉄道 上堀駅または岩峅寺方面 |
| 設置者 | 富山県 |
| 学校種別 | 公立(県立) |
| 共学・別学 | 共学 |
| 課程 | 全日制 |
| 学科 | 機械科・電気科・電子情報科・建築科・土木科・インテリア科 |
| 創立年 | 1901年(明治34年) |
| 公式サイト | https://toyama-th.tym.ed.jp/ |
2. 学科別偏差値・難易度
学科別偏差値(目安)
| 学科 | 偏差値レンジ | 特色 |
|---|---|---|
| 機械科 | 44〜48 | 製造業向け技術者育成 |
| 電気科 | 44〜48 | 電力・電気設備技術 |
| 電子情報科 | 45〜49 | IT・電子工学 |
| 建築科 | 44〜48 | 建築設計・施工管理 |
| 土木科 | 43〜47 | 公共インフラ整備 |
| インテリア科 | 44〜47 | 内装・デザイン技術 |
工業高校全体として、入試難易度は中程度。専門技術を身につけたいという意欲のある生徒が多く集まる。
3. 各学科の特色
機械科
富山県の製造業を担う技術者を育成する中核学科。旋盤・フライス盤・NC工作機械などの実習が豊富で、製造現場で即戦力となる技能を習得できる。卒業後は富山県内の機械・金属加工メーカーへの就職が多い。
電気科
電力設備・電気工事の専門技術を学ぶ学科。電気工事士(第一種・第二種)などの国家資格取得を目標とし、実習を通じて実践的なスキルを身につける。電力会社・電気設備会社・ビル管理会社などへの就職実績がある。
電子情報科
電子工学とIT技術を融合した学科。プログラミング・回路設計・ネットワーク技術などを学ぶ。IT企業・電子機器メーカーへの就職や、情報系専門学校・大学への進学実績がある。
建築科
建築設計・施工管理・インテリアコーディネートの基礎を学ぶ学科。CAD操作・建築模型製作・施工管理の基礎知識を身につける。建設会社・設計事務所への就職のほか、大学建築学部・工学部への進学者もいる。
土木科
道路・橋梁・ダムなど公共インフラの設計・施工に関わる技術者を育成。測量技術・コンクリート技術・土木設計の基礎を学ぶ。自治体・建設会社への就職が主な進路。
インテリア科
室内空間デザイン・内装施工技術を学ぶ。インテリアコーディネーター資格の取得を目指すカリキュラムが特色。住宅メーカー・インテリア会社への就職、デザイン系専門学校への進学者もいる。
4. 就職・進学実績
主な就職先(近年の傾向)
| 分野 | 具体例 |
|---|---|
| 製造業 | 富山県内の機械・電子部品メーカー |
| 建設業 | 地元建設会社・建設コンサルタント |
| 電気設備業 | 電力会社・電気工事会社 |
| 官公庁 | 富山市・富山県の技術職員 |
就職率は例年高水準を維持。詳細な実績は公式サイトをご確認ください。
主な進学先
| 種別 | 具体例 |
|---|---|
| 専門学校 | 富山情報ビジネス専門学校・建築系専門学校など |
| 大学 | 富山大学工学部・富山県立大学など |
工業高校からの大学進学では、一般入試よりも推薦入試・AO入試を活用するケースが多い。
5. 取得可能な資格・検定
| 資格名 | 対応学科 |
|---|---|
| 第二種電気工事士 | 電気科・電子情報科 |
| 第一種電気工事士 | 電気科(卒業後受験資格) |
| 危険物取扱者 | 機械科・電気科など |
| 測量士補 | 土木科 |
| CAD利用技術者試験 | 建築科・土木科・インテリア科 |
| インテリアコーディネーター | インテリア科 |
| 工事担任者 | 電子情報科 |
工業系の国家資格・公的資格の取得に力を入れており、在学中から資格取得を目指す環境が整っている。
6. 部活動
運動部
| 部活名 | 主な実績 |
|---|---|
| 柔道部 | 富山県工業系高校大会出場 |
| ラグビー部 | 伝統的な強豪部 |
| バレーボール部 | 県大会参加 |
| 陸上競技部 | 県大会参加 |
| バスケットボール部 | 工業系高校大会出場 |
| 野球部 | 夏の富山県大会出場 |
文化部・専門部
| 部活名 | 主な特色 |
|---|---|
| ロボット研究部 | ロボコン(高専・工業系ロボット大会)出場 |
| 電子工作部 | 電子回路製作・プログラミング研究 |
| 建築研究部 | 設計コンテスト参加 |
| 吹奏楽部 | 地区コンクール出場 |
工業高校ならではのロボットコンテストや技術系コンテストへの参加が特色で、実践的な技術力を競う場として活用されている。
7. 学校行事
| 時期 | 行事名 | 特色 |
|---|---|---|
| 5〜6月 | 体育祭 | 学科・学年対抗の競技 |
| 9〜10月 | 文化祭(富工祭) | 各学科の実習成果を展示 |
| 11月 | 修学旅行(2年) | 産業見学を兼ねた旅行 |
| 1〜2月 | 課題研究発表会 | 各学科の1年間の研究成果を発表 |
| 3月 | 卒業式 | 伝統的な式典 |
文化祭では各学科の生徒が実習で制作した作品や研究成果を展示し、地域住民・在校生の家族も見学できる。
8. 入試情報
高校入試概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 募集定員 | 公式発表参照 |
| 試験日 | 毎年3月上旬(富山県公立高校一般入試) |
| 受験科目 | 国語・数学・英語・理科・社会(5教科) |
| 倍率 | 公式発表参照 |
| **内申基準は都道府県教育委員会・各校公式サイト参照 |
合格のポイント
工業高校の入試では普通科高校と同様に5教科の筆記試験が行われる。偏差値は専門サイト参照の学力があれば挑戦できる。志望学科への強い意欲と理数系科目(数学・理科)への関心も評価される場合がある。
9. 沿革
| 年 | 出来事 |
|---|---|
| 1901年(明治34年) | 富山県立工業学校として創立 |
| 1920〜30年代 | 学科の拡充と地域産業への貢献拡大 |
| 1949年 | 学制改革により新制高等学校として発足 |
| 1960〜70年代 | 電気科・機械科の設備近代化 |
| 1980〜90年代 | 電子情報科・インテリア科の設置 |
| 2000年代 | NC工作機械・CADの導入拡充 |
| 2010年代 | ロボコン・技術系コンテストへの積極参加 |
| 2020年代 | 創立120周年を超え、DX時代に対応した工業教育を推進 |
10. アクセス
| 手段 | 詳細 |
|---|---|
| 富山地方鉄道 | 上堀駅周辺 |
| バス | 富山市内各方面からバス利用 |
| 自転車 | 富山市南部・呉羽地区から自転車通学 |
学校所在地: 富山県富山市石金二丁目14番31号(〒930-0966)
富山市南部の石金地区に立地。富山市内の学生が中心だが、郊外からバスや自転車で通学する生徒も多い。
11. 学費・諸経費
富山県立高校のため、公立水準の学費が適用される。
| 費目 | 金額(年額・目安) |
|---|---|
| 授業料 | 公式サイト参照 |
| 教材費・実習材料費等 | 公式サイト参照 |
| PTA会費等 | 約10,000〜20,000円 |
| 合計目安 | 約18〜22万円/年 |
富山県就学支援制度の対象(所得制限あり)。工業高校は実習に伴う材料費等が追加になる場合がある。詳細は公式サイト参照。
12. よくある質問(FAQ)
Q1. 富山工業高校にはどんな学科がありますか? A. 機械科・電気科・電子情報科・建築科・土木科・インテリア科の6学科があります。入学時に学科を選択します。
Q2. 卒業後の就職率はどのくらいですか? A. 工業高校は就職率が高く、富山県内の製造業・建設業・電気設備業などへの就職が多いです。詳細は公式サイトをご確認ください。
Q3. 大学に進学することはできますか? A. できます。 工業系大学・工業系専門学校への推薦入試・AO入試が活用されています。富山大学工学部などへの進学実績があります。
Q4. 在学中に取れる資格はありますか? A. 電気工事士・危険物取扱者・測量士補・CAD利用技術者試験など、学科に応じた資格取得を目指せます。
Q5. ロボコンに参加していますか? A. ロボット研究部がロボットコンテストに参加しており、技術力の向上に取り組んでいます。
Q6. 1901年創立というのはどれくらい古い学校ですか? A. 明治34年創立で、2026年時点で約125年の歴史があります。富山県内で最も歴史ある工業系高校のひとつです。
Q7. 学費はどのくらいかかりますか? A. 公立高校ですが工業高校のため実習材料費等が加わり、年間約18〜22万円程度が目安です。就学支援金も利用可能です。
Q8. 機械科と電子情報科の違いは何ですか? A. 機械科は機械加工・製造技術を中心に学ぶのに対し、電子情報科はプログラミング・電子回路・ネットワーク技術を中心に学びます。就職先も製造業が多い機械科に対し、電子情報科はIT・電子系企業への就職も多いです。
13. 公式・関連リンク
| 名称 | URL |
|---|---|
| 富山県立富山工業高等学校 公式サイト | https://toyama-th.tym.ed.jp/ |
| Wikipedia | https://ja.wikipedia.org/wiki/富山県立富山工業高等学校 |
| 富山県教育委員会 | https://www.pref.toyama.jp/sections/3000/ |